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2019年5月1日午前0時より令和に元号が切り替わりますが、これは 天皇の退位に伴う改元は憲政史上初めてです。

2019年4月1日に新元号が発表されましたが、 安倍晋三首相も会見を開き、「令和」について「人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つという意味が込められている」と説明されました。

現在85歳の天皇陛下(明仁)は、高齢を理由に退位する意向を固め、息子の皇太子徳仁親王に譲位することとなりました。 天皇の譲位は約200年ぶりとなる。

2016年(平成28年) 7月13日 – 『NHKニュース7』が「天皇(公式呼称は、天皇陛下)が数年内の生前退位の意向を示していることが宮内庁関係者への取材で分かった」 と報道 。この時は 「生前退位」 という表現でニュースが報じられました。

「生前」という言葉を使ったのは、現在の皇室典範で「代替わり」は天皇が亡くなった場合に限られているなかで、「ご存命のうちに」退位するという特別な点を明確にするためで、 「退位の意向」と報じると、天皇が即座に代わってしまうような 印象を読者に持たれかねないとの理由の為。

おことば

2016年(平成28年)8月8日に「おことば」として意向を表明し 、8月4日 – 「生前退位」に関する気持ちを自身が述べた映像を録画し、8月8日にテレビ放送・インターネットを通じて発表。

その後、政府内で検討する有識者会議が発足。退位は「すぐに」ではなく、安倍政権が2018(平成30)年のうちの実現を目指していることも明らかになっため「生前」と書かなくても、その意味は読者に伝わる状況になりその後は「退位」と表現されるようになりました。

新元号発表が近づくにつれ譲位という言葉が使われ始めました。

生前退位とは 天皇が生きたまま天皇の地位を皇太子に譲る(=譲位)行為のこと。

つまり、存命中に地位を退くという点を際立たせるために敢えて「生前」の語が 使われました。

天皇の譲位について、皇室典範特例法の規定では「退位」となっているので法的名称(法的議論における名称)としては「退位」を用います。
そして事実として行われる儀式名を指す呼称としては「譲位」となっています。

退位の日

退位の日は 2019年(平成31年)4月30日

この日に退位の礼(たいいのれい)または退位礼(たいいれい)は、第125代天皇である今上天皇が2019年(平成31年)4月30限りで退位することに伴って行われる。国事行為たる皇室儀礼。

天皇が崩御に伴わず退位された事例は、江戸時代後期(約200年前)の光格天皇の事例が最後。

皇室の構成図(平成31年3月1日現在)


出典:宮内庁ホームページ

まとめ

生前退位と退位は意味は同じで、 生前 と前につけるのはの便宜的な言い方である。また、2010年10月以降は 産経新聞は「譲位」、朝日新聞は「退位」 という言葉を使用した。 法的名称 と 儀式名 での表現の違いであり、生前退位と退位と譲位ともに大きな違いはない。

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